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私たちが神をほめたたえる理由 ペトロの手紙1 1章3−5節

ペトロは「神がほめたたえられますように。」と祈っています。

 

そして、ペトロはその理由を過去、未来、現在の順番で三つ書き残しています。

 

私たちが神をほめたたえる理由を見ていきましょう。

 

1 新しいいのちをいただいたから

 

先ず皆さんの過去に目を向けましょう。

 

ペトロはクリスチャンが神をほめたたえる理由は、

新しく生まれ変わったからだと書いています。(3節)

 

これを新生体験と言います。

 

皆さんは新しく生まれ変わって何が変わったでしょう?

 

先ずこの世界を見る目が変わったのではないでしょうか。

 

小坂忠さんが新生体験の感動をこのように歌っています。

〜すべてが美しい〜

「目に映るものすべてが今までとは違う。

 歩き慣れたこのとおりでさえ。

 ビルの谷間を行き交う見知らぬ顔も

 とても親しい人のようだ。

 すべてが美しい、今までとは違う

 すべてが美しい、今までとは違う

 愛を知ってから、イエスに出会ってから

 この心が変わってから」

 

また神様と話すことが出来るようになりました。

 

しかも神様が親しい友、あるいは親子関係のように暖かく、

また頼もしいお方であることが分かったのです。

 

何と幸いなことでしょうか。

 

ある方がいつもわたしにご主人の不平不満を言いに来ました。

 

わたしはイエス様に重荷を降ろしましょうと招きました。

 

その方は長いお祈りをし、祈り終わるととてもすっきりした顔でした。

 

2 朽ちない財産を用意されているから

 

次に皆さんの目を未来に向けましょう。

 

ペトロは神様が皆さんの未来に何を備えておられるかを書き残しました。(4節)

 

それは「朽ちず、汚れず、しぼまない財産」だというのです。

 

皆さんはどれくらい財産を持っているでしょう。

 

また老後の蓄えはどうでしょう。

 

子どもの将来にかかる養育費、学費についてはどうでしょう。

 

わたしたちは人生において少しでも貯蓄を殖やして備えようとします。

 

でもそれが徒労に終わることだってあります。

 

世界で最初にバブルがはじけた事件はオランダでおきました。

 

チューリップが世界的流行となり、品質改良が重ねられ球根

一個がものすごい価値を持つようになりました。

 

ある貴族はお城を球根一個と交換したそうです。

 

ところがそのバブルの三年後、突如価格は暴落します。

 

たくさんの人が被害を被りました。

 

このようにこの世の財産はいとも簡単に朽ちてしまう、汚れてしまう、

しぼんでしまう虚しいものなのです。

 

こんな虚しいものにだけ心を奪われ、振り回される人生でよいでしょうか。

 

イエス様はそれらのことは天の父が養って下さるから心配無用と

教えてくれました。

 

教えるだけでなく実際、奇跡を通して心配無用であることを示しされました。

 

だから、聖書は財産がなくても心配無用、財産がある人はそれを神様の

ご用のために賢く使う事ようにと教えるわけです。

 

アンテオケ宣教会から派遣されている賀川千世美先生という宣教師が証をしています。

 

先生はP国で人々の心を開くためカフェを運営しています。

 

昨年11月頃、朝、突然政府が高額紙幣無効宣言を出しました。

 

仕入れもできず、お店も閑古鳥となってしまいました。

 

高額紙幣は使えませんが、小額紙幣はまだ使えるようです。

 

ところが数日前、誤ってチーズを購入しすぎて小額紙幣は手元にわずかしかありません。

 

その小額紙幣にも有効期限があり、カード払いできる店はありません。

 

そんなときひと家族が見せにやってきました。

 

カード払いはできないと伝えた上で料理を出しました。

 

帰りになんと驚くことに小額紙幣で支払ってくれたのです。

 

入手困難な小額紙幣で。しかもおつりはいらないというのです。

 

これで仕入れができるようになり、カフェを継続出来るようになったのです。

 

イエス様の言われたとおりです。神に信頼するならば何も心配しなくていいのです。

 

神様が養って下さることを人生の折々に実感して賛美しましょう。

この地上を去ったあとに備えられている財産に期待しましょう。

 

これがイエス様に従って生きていく人の歩みなのです。

 

3 どんな時も神に守られているから

 

最後に皆さんの目を現在に向けましょう

 

ペトロが手紙を書き送った先の教会は大きな試練に直面していました。

 

そして、試練の故に悲しみに沈んでいたようです。

 

ところがその彼らに向かって「神がほめたたえられますように」

と呼びかけたのです。なぜでしょう。(5節)

 

神がほめたたえられるようにと呼びかける理由は「神の力により、信仰によって守られているからです。」

 

神様の確実な守りがあるというのです。

 

これまでの人生を振り返るとき、実に私たちの気づかないところにも

神様の守りがあったのです。

 

そしてこれからも神は皆さんの心、身体、家族、教会を守っていてくださいます。

 

だから神様の力を信じて神様をほめたたえようではありませんか。

 

今から43年前、同じ札幌で冬季オリンピックが開催されました。

 

フィギアスケートで3位、「銀盤の妖精」と呼ばれ、世界中がその演技に

感動したスケーターがいました。

 

ジャネット・リンさんです。

 

現在のSPに当たる前半で4位と出遅れます。

 

国の威信をかけてぜったい負けられない後半、彼女はスピンで尻餅をついてしまいます。

 

しかし、彼女はこのとき美しい笑顔で起き上がり、素晴らしい演技を

披露します。

 

結果は1位。総合で3位になりました。

 

長野オリンピックでは親善大使を務める程、日本人に愛されたスケーター

となりました。

 

彼女は2012年に朝日新聞の取材に応じています。

 

――改めて札幌五輪を振り返っていただけますか。

 

「規定演技が4位に終わり、悲しくて選手村の部屋で泣きました。

 

そのうちに神の声が聞こえたような気がして平静になり、心が切り替わった。

 

五輪で勝利するという当初の使命は果たせなくても、代わりにスケートを

通じて神の愛を皆に見てもらうためにベストを尽くすのだ、と」

 

――自由演技では、スピンで転んでしまったのに立ち上がったときは笑顔でした。どんな気持ちだったのですか。

 

「練習ではあそこで転んだことなんて一度もありませんでした。

 

あれは神が仕掛けたストーリー。

 

どうすることもできないならば、私は笑顔であり続けるしかない。

 

『神が私に喜びを与えてくれ、私はその愛を見せようとした』。

それ以外に説明ができません」

 

出場時、彼女は14歳、その2年前にイエス様を信じ洗礼を受けました。

 

「神の力により、信仰によって守られているからです。」

 

神様に信頼し、その信仰を通して注がれていた神の力によって

ジャネットさんは守られていたのですね。

 

わたしも同じです。

 

試練の中にあっても神様の力により、神様に信頼して守られているのです。

 

今日は私たちが神様をほめたたえる理由を聖書から

学びました。それは・・・

 

1 新しいいのちをいただいたからです

 

2 朽ちない財産を用意されているからです

 

3 どんな時も守られているからです。

 

今週も神をほめたたえながら歩んでいこうではありませんか。